「新年の御挨拶並びにLEPIA文化アカデミア設立」号

【目次】

◆1はじめに 新年の御挨拶並びにLEPIA文化アカデミア9本の柱

2)1月 LEPIA研究会・クラブスケジュール

◆3)LEPIA 文化アカデミア「生命コース」 スタートの報告

◇4)LEPIA 文化アカデミアの命名の由来

◆5)賛助会員制度 ご支援・自由ご寄付(カンパ)のお願い


 1    はじめに
  新年の御挨拶並びにLEPIA文化アカデミア9本の柱

新しい希望に向かう新年の御挨拶を申し上げます

2022年の新しい年がスタート致しました。

今の日本、そして世界は、コロナ感染症が収まらず、変異株も起こる不安の中、弱者や格差、差別の状況が顕在化しました。
それだけではありません。自然災害頻発、経済格差拡大、金融経済中心、地球環境破壊、戦争・核兵器の存在等々、人類生存の脅威は進行しています。
LEPIAの理念「生命を尊び、地球に感謝し、平和を愛する」世界の実現は、急務です。
国民の生命と暮らしを守る為に何が必要か、政策は無論必須ですが、一人ひとりの意識と行動も切実に問われています。

さて、昨年、命・地球・平和共助・協働ネットワークLEPIA(Life,Earth&Peace Innovation Activity)は、コロナ禍、イベント活動や財政が大変困難な状態に陥りました。
しかし、ピンチはチャンス!
同年4月1日、コア運営委員会・サポーター協議会・賛助会員制度が発足し、ご支援ご協力により、再スタートを切ることができました。
LEPIAへ心をお寄せ下さいました全ての方に、深く感謝を申し上げます。
この恩恵を忘れず、2022年、新たに力強く前進致すことをお誓い申し上げます。

さて昨年、11月27日には、念願の「LEPIA文化アカデミア」設立記念公開講座を開催しました。
(1) 津久井やまゆり園事件のドキュメンタリー映画「生きるのに理由がいるの」上映
(2)「遺伝学から見る生命の奇跡と尊厳」池内達郎理学博士講話・ディスカッション
(3)「医療の現場から見る生きる尊さ守る尊さ」三浦聡雄医師講話でした。

旧LEPIAカレッジの「憲法カフェ」「西郷隆盛研究会」「囲碁・荘子・天文クラブ」は、講師陣の魅力と温かい雰囲気により定着してきています。誠にございます。
自由で和やかな市民学習クラブ活動として、大切に継続していきたいと思います。

今後、「LEPIA文化アカデミア」「LEPIA市民学習クラブ活動」をふたつの両輪として、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

さて、「共育機関」としての「LEPIA文化アカデミア」は、従来の「教育」を脱皮し、領域を超えた学びです。
技術中心・暗記・能力偏重ではありません。
皆様は、従来の「教育」と言えば、何を思い浮かべられますか?
「教師・生徒」「知識伝達」「評価」「試験」「能力差」「資格」「学費」・・・でしょうか。
「LEPIA文化アカデミア」は「共育機関」として、「自由平等」の「対話」を中心に研鑽します。
新しい理知を希求すると共に、「敬愛友愛」を楽しむ場でもあります。

目的は、「一人ひとりの生命の尊厳」「基本的人権」「地球・自然」「世界平和」の価値を貶める現代の難局を打破し、一人も取り残さない幸福社会を築く事です。

その為に、人格を重視し、一人ひとりの「固有の使命」が活きる「共感・共助・協働」の「共育」を育み、広める所存です。

その学びと実践活動が、排他的競争、格差社会、対立・差別の世界を転換でき、共に幸福社会を築く連帯の力を創出します。

自他存在の大切さに気付き、個有の使命を発揮し、社会貢献する喜び・・・それが真の人生である事を実感して頂きたいと思います。

壮大に表現すれば、一人も取り残さない新しい社会構造=安心で幸福な平和共同体を共感・共助・協働し、創出するあり方の学部と言えましょう。
目標は、幸福な社会・世界平和・自然環境の地球を守る構想を探究する、理知・友愛・情熱が溢れる強靭な人々を輩出することです。

2022年は、「LEPIA文化アカデミア」「共育機関」の土台形成と発展の年として、希望を抱き、全力を尽くします。
皆様には、是非ともLEPIAへご参加頂き、和・話・輪を広めるご協力と、できます事なら、賛助会員として一層のご理解を賜り、財政ご支援も、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

皆様のご健康とご多幸を心より祈念いたします。

LEPIA代表 渡辺和子(ビタミン和子)

以下、LEPIA文化アカデミアの9本の柱です。
(1) 「自由」…威圧、比較、強制などを排し、一人ひとりの個性と学ぶ自由を尊重します。
(2) 「平等」…関わる全ての方々との平等性を自覚し、理解しあう活動をします。
(3) 「敬愛友愛」…どなたにも「寛容と信頼」の敬愛を持って接する態度から、論議は深まり、友愛が育ちます。
(4) 「対話」…異なる環境・立場・意見の「多様性」を理解することで、新しい発見・創造が生まれます。
(5) 「自己の再生・新生」…いつでも再チャレンジできる人生創造が真の人間の生き方であり、社会貢献の循環が起こります。個別カウンセリングも整えています。
(6) 「多様性の文化創造」…排他的・支配・被支配の対立・民族中心主義・自己賛美他者非難を超え、瑞々しい文化と相互理解を共有し、人類共生の喜びを創造していきます。
(7) 「人権・主権者としての活動」…「民主主義」「人権」「主権者」の本質に基づき、変革を提案・立案し、行動を重視します。
(8) 「能力効率より共感・共助・協働」…能力効率は企業や経済に利益を付与する一方、管理・競争・格差は人々にストレスと分断をもたらします。
共感・共助・協働の探求により、幸せを実感する社会へ転換できます。
(9) 「個有の使命が地球と平和に貢献」…迫る人類危機の貧困拡大、人権破壊、地球環境破壊、戦争惨禍等に目を背けず、民主主義、地球環境保護、世界平和の為に、一人ひとりの個性と使命の発揮が真の幸福に繋がります。

※学費は低額に努めておりますが、経済的に大変な方は、賛助会員のご支援により、無料・自由カンパにできます。
審査・公表・差別は一切ありません。学生は、全て無料です。
LEPIA は、全ての人に学ぶ機会を保障できるように努めます。ご遠慮なくお申し出ください。

 
 2    1月
   LEPIA研究会・クラブスケジュール

お申込み、お問合せは
inochi@lepia.org TEL 080-4576-9993(渡辺)

会場:明日香出版社ビル=文京区水道2-5-11
アクセス:有楽町線江戸川橋3番出てすぐ前の信号を渡り、左側の華水橋を渡り、交差点の右角ビル
ホームページ地図ご参照ください。
当日払い以外、ズームご参加者は以下にお振込下さい。
お振込先:巣鴨信用金庫 光が丘支店 普通 口座番号 3166963 LEPIA代表 渡辺和子

1月15日(第3土曜定例)LEPIA文化アカデミア生命コース
13:30~15:30
テーマ「生命の尊厳と平等を遺伝学から考える」
講師:池内達郎 理学博士、染色体学会元理事長、遺伝学会名誉会員

会場:明日香出版社ビル1階会議室
会費:1,000円 終了後、新年懇親会(別途実費1,000円前後)
   学生無料 経済的に大変な方は自由カンパ
   ズーム モニターとして冬学期は無料
※LEPIA文化アカデミア留意事項
お申し込みリアル会場参加・ズーム参加両方共、お申し込みが必要です。
◎生命コース冬学期(12/18,1/15,2/19)のみ、ズーム参加はモニターとして無料。URL、資料、アンケート送信します。改善のアンケートにご協力下さい。
◎対話・ディスカッションを中心とした自由・平等・敬愛友愛を基調とした新しい共育の場です。

 

1月16日(第3日曜定例)囲碁・荘子・天文クラブ 
講師 米山忠興東洋大名誉教授(理学博士、天体物理学)
12:00~13:00 囲碁クラブ
アマ5段・6段 当日「元アマ女流名人」ゲスト!
会費:500円 学生無料 経済的に大変な方は自由カンパ
13:00~15:00 荘子読書会
会費:500円 学生無料 経済的に大変な方は自由カンパ
15:00~16:30 天文クラブ
会費:1,000円 学生無料 経済的に大変な方は自由カンパ
講師 米山忠興(東洋大名誉教授)リードの穏やかで楽しく、荘子の内容も宇宙のお話も広がりのある講座です。月や暦、日本の古代の歴史や大人の数学クイズにも触れたり、自由にお話する空間です。
ご専門は「星の生成と星間ガスの安定性」「月と暦」「和算と算額」等です。
会場:明日香出版社ビル1階
※囲碁・荘子読書会・天文クラブ留意事項
◎少人数ですので、特にお申し込みは要りません。
◎テキストをお持ちでない方には、コピーを差し上げます。
◎美味しいお茶菓子の差し入れが豊富な会です。

1月23日(奇数月第4日曜定例)世直し憲法カフェ 奇数月第4日曜定例 
14:00~16:30
講師:宇都宮健児弁護士 元日弁連会長 
テーマ「民主主義の足腰を強化する〜衆院選を振り返って」

会費:リアル会場1,500円 ズーム1,000円 
   学生無料 経済的に大変な方は自由カンパ 飲み物軽食フリー
会場:文京区民センター3D ズーム参加あり
アクセス 三田線・大江戸線春日駅A2出口2分
お申し込み:MAIL: inochi@lepia.org  TEL 080-4576-9993 水・金・土全日可/月・火・日17時以降
※憲法カフェ留意事項 
◎リアル会場・ズーム両方共お申し込みが必要です。ズームの場合、会費納入済み確認後、URLと資料を送信します。
◎学生リアル会場・ズーム両方共無料、経済的に大変な方は、事前にご遠慮なくお電話にて交渉ください。
◎リアル会場で会費納入の封筒をお渡しします。退場時に金額を決めて入れて頂き、係りにお渡しください。
◎公的会場ですので、カフェ形式ではなく、飲み物軽食は簡易ご提供です。ご理解ご協力ください。 

 

 

 3    LEPIA 文化アカデミア「生命コース」
  スタートの報告

12月18日「生命コース」全3回の第1回「遺伝学から見るヒトの生命の始まりと奇跡」ゼミが始まりました。
「生命の誕生は宇宙の奇跡、あなたは唯一無二の尊い存在」「すべての命は平等」という内容です。
参加者の自己紹介から始めました。生まれた時からハンディがあった方、イジメにあい不登校になった方、親の虐待があった方など、本音トークが始まりました。
「ここでは安心して話して頂き、外部に出さない約束」も致しました。

講話後、参加の若者達から「誰もの生命も平等で尊いなんてきれいごとではないか?」「現実は、同調強制やいじめがあるのに、自分を卑下してしまう」などの問いが続きました。
講師は「変えられないことは受け止めて、変えられることに向かう生き方が大切です」進行役は「社会の誤った価値感に飲み込まれず、人は誰もが絶対大切な存在という人間尊厳の価値感を自分も周りにも実践し、広めていく」等の案を出しました。

様々に異なる環境、思いをお互いに知る対話は、「相手を知る」だけでなく「参加者自身を知る」ことにもなり、違う立場に寄り添うことで、そこにいる方々全てに「再生新生」が問いかけられました。 

特に「生命」問題は、「生の声」で語り合う「対話」が大事のように思います。
ズームの方には、マイクの音量など聞きづらい状況でしたことを深くお詫び申し上げます。
「映像」「文字」情報も大きな力ですが、現実を変えるには、そこにいた人同士が本音で語り合う、心が響き合う、身体感覚を呼び覚ますような共感が重要と感じました。

一人ひとりが、地球上にただ一つの生命・個性を持って生まれ、使命があること。
それを自身に問いかけ、共に深め合い、力を得て、自立と社会貢献・社会変革を起こしていく……その学びのスタートでした。

最後に、生まれた時から眼球がなかったご参加者が「今まで生きてきた中で、一番癒される場所でした」と話されました。
「LEPIA文化アカデミア・生命コースを創設して良かった」と勇気を頂きました。有難う御座いました。

 
 4    LEPIA 文化アカデミアの命名の由来
   

LEPIA文化アカデミアの名は、プラトンの「師ソクラテスのように正しく生きた人が死刑や迫害に処せられるような、でっち上げや熱狂的な攻撃に動かされる政治や裁判に対し、このような不条理を根絶するためには、政治的党派間の争いといった次元を突き抜けた、国家社会の変革しか道はない」と、アカデミア学園を創立したことに拠ります。そこでは天文学、生物学、数学、政治学、哲学等を対話法重視により学び、多くの法律家政治家が輩出されました。

LEPIA 文化アカデミアの関係者は全て平等であり、対話に重点を置きます。権威的な言葉や態度を一切排し、遠慮や萎縮、 従うことを無くします。
自由な対話で互いに平等、敬愛友愛を持って学び集う、多様な個性の仲間です。
安心と信頼を基に、心が響き合う対話の教育は、本来の成長を促します。
社会をより良く変えていく繋がりの感性や、社会貢献の意欲と智恵を促します。

プラトンの理想・目的は、政治的権力と哲学的(学問的)精神との一体化、すなわち、国の統治に当る者は、智を希求してやまない哲人(philosophos)であるべきで、主著『国家』で表明された哲人政治の思想でした。

プラトンの真の意味の教育とは、魂に目を向けて成長する仕事であること、そのことによってのみ人間は、確かな幸福に与かり得るというものでした。
プラトンの理想、方法は、今の世にこそ必要です。

 文化の日は、戦争放棄を明記の日本国憲法公布の日でもあります。
LEPIAは、日本国憲法の「戦争放棄」を人類が到達した文化として誇り高く伝えたいと、「文化」の名を被せました。

1948年7月4日参院本会議、文化の日(憲法公布の日でもある)の趣旨を、山本有三参院文化委員長が報告しています。
「新憲法において、世界のいかなる国もいまだかつて言われなかったところの戦争放棄という重大な宣言を致しております。これは日本国民にとって忘れ難い日でありますと共に、国際的にも文化的意義をもつ重要な日でございます。」

 

 5    賛助会員制度
  ご支援・自由ご寄付(カンパ)のお願い

命・地球・平和共助・協働ネットワークLEPIA(Life,Earth&Peace Innovation Activity)は、10年間の一般社団法人命・地球・平和産業協会LEPIAの足跡を受け継ぎ、本年4月より代表選出、コア運営委員・サポーター、賛助会員制度を発足、9ヶ月目に入りました。

1)代表とコア運営委員会が中心軸で、全体方針の提案・協議と会計詳細報告を受理し、主な業務をボランティアで担っています。

2)サポーター協議会は、主に参加分野のボランティアサポートと、方針案に修正・新提案、了解を協議します。会計収入支出項目報告を受けます。

3)賛助会員としての毎月の個人の会費により、会場費、チラシ印刷費、ズーム支払い、備品購入、交通費、講師謝礼、誰もが学べる保障の支援、アルバイト費用等々の運営費をご支援頂いています。

賛助会員のメリット
◎毎月1回から2回の定期的メールマガジン(非賛助会員にも配信)と、希望により印刷物としてお届けし、会の運営方針や活動報告を受けます。
◎ご支援の収入で、無料のユーチューブ経由のLEPIAラジオ放送開設し、公開でお届けします。(非賛助会員にも配信ですが、賛助会員の支援でできます。)
◎イベント定例ご参加の方には、直接お誕生日祝いをさせて頂いています。遠方でご参加ができない方には、カード送付をさせて頂きます。またその方にあったプレゼントが、ささやかながら、ございます。
◎年度毎に勘定項目別の年間会計報告と年間活動報告を受けます。

2022年からは、賛助会員の方には、ウエルカムアンケートを実施し、賛助会員固有のご要望を活かし、企画、イベント、交流やコミュニケーションに活かします。

毎月、200円、250円、300円、500円、800円、1,000円、2,000円、3,000円、5,000円、それ以上のご希望額納入をお願いしています。

納める方法はご相談で、1ヶ月、3ヶ月、半年、1年一括等自由に選択ください。
納入例 毎月250円を1年間一括3,000円
    毎月500円を半年一括で3,000円
    毎月1,000円を直接、毎月2,000円を3ヶ月6,000円振り込み。
    毎月3,000円を3ヶ月毎一括9,000円直接が現在多い納入例です。

自由に入退会を希望できます。他にご寄付も随時有難く思います。特にボーナスカンパは、有難く思います。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。m(_ _)m

振込の方は下記 
巣鴨信用金庫 光が丘支店 普通 口座番号 3166963 LEPIA代表 渡辺和子
申し込み・お問合せ vitamin_kazuko@lepia.org TEL 080-4576-9993 渡辺 水・金・土午前中が確実に応対できる時間帯です。

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