LEPIAニュース「視座と対話」第3号

LEPIAニュース=視座と対話=発行日2023年10月15日 発行人ビタミン和子  

命・地球・平和共助・協働ネットワーク  Life, Earth & Peace Innovation Activity                              

文京区湯島3-20-9 ニューハイツ湯島603号TEL080-4576-9993. mail inochi@lepia.org

LEPIAニュース「視座と対話」は、御参加ご連絡先を賜りました方へお届けします。ご意見ご感想・拡散歓迎! ご不要の方は、kawauchi@lepia.org 迄お知らせ下さい。

【目次】 お読みになりたい項目を以下にスクロール下さい。

◆1)はじめに  命・地球・平和の危機に在る世界に 共助・協働ネットワークの行動を   命を尊ぶ在り方は・・地球に感謝する在り方は・・平和を愛する在り方は・・                                                  

2) LEPIA10月の予定                                                                                   

10/15(日) 次回は11/12(日)第2日曜に変更。囲碁クラブ12時半〜荘子読書会13時半〜天文クラブ15時〜講話者:米山忠興東洋大名誉教授 会場:中野区鷺ノ宮3-37-15 「鷺ノ宮駅」北口6分「鷺ノ宮4丁目」バス停2分 詳細チラシは以下に表示

10/21(土)12時半〜軽食付「中国の政治をどう評価するか 第1回中国の民族問題」大西広 慶大名誉教授 いたばし倫理法人会モーニング会場 板橋区高島平1-83-1西台NCビル5階 詳細チラシは以下に表示

10/29(日)13時半〜憲法カフェ「日中国交正常化した先人の尽力と、日中間の基本文書に見る台湾問題」内田雅敏弁護士会場:ニューハイツ湯島6階603号文京区湯島3-20-9千代田線湯島駅5番出口5分 詳細チラシは以下に表示 

◆3)  今号のニュース 以下スクロールでご覧ください。

イスラム組織ハマスからの攻撃とイスラエル最大の報復措置として大規模空爆    

「7月24日イスラエル・ネタニヤフ首相連立政権は、政治家の議決の妥当性を最高裁判所が審議する権限を阻止する「基本法(憲法に相当)改正」案を与党多数で可決

処理水(政府筋)汚染水(批判筋)放水 国内外で賛否が分かれるが、真の行き詰まりは・・・     

日本女性のジェンダーギャップ(男女平等格差)達成度2022年世界146カ国中125位最低レベル

4)2023/7/23 宇都宮健児弁護士LEPIA憲法カフェ当日資料・参加者ご感想

テーマ「入管難民法改正と外国人の人権」  スクロールで記事/当日資料をご覧ください。   

)映画の紹介「明日の少女」チャン・ヨンギュ監督 以下スクロールでご覧ください。

6)LEPIAご紹介・ご寄付・賛助会員ご入会のお願い  以下スクロールでご覧ください。

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 ◆1)はじめに 命・地球・平和の危機に脅かされる世界へ 共助・協働ネットワークの行動を!

命を尊ぶ在り方は・・地球に感謝する在り方は・・平和を愛する在り方は・・

LEPIA「命を尊び、地球に感謝し、平和を愛する」理念の活動に、ご参加ご支援の皆様に心から感謝を申し上げます。今年の夏の異常な暑さは、気候変動の気温上昇による健康・命の危険さえ感じる現象でした。気候変動は、更に貧困や飢餓をも増大させていきます。

命・地球・平和の最大の破壊は、紛争・戦争です。続く紛争・戦争はウクライナだけではありません。例えばイエメンの紛争は、人口の66% 2,070万人以上が飢餓状態で半数は子ども達です。10分に一人の子どもが亡くなる悲惨さです。国内難民400万人、世界最大の人道危機ですが、報道が殆ど為されていません。

10月7日のハマスのイスラエルへ奇襲、人質交換要求に対して、イスラエルは、8日から閉じ込めた壁(ゲットー)の中のパレスチナ・ガザ地区に対し、過去最大の無差別報復攻撃を始めました。大変な人道危機が迫っています。一方、殆ど報道されていませんでしたが、7月にイスラエルからパレスチナに対し、ドローンの猛攻撃が行われていたのです。ビジネス短信(2023年7月4日記事クリック

日本の命の危機を直視しますと、自殺が増大し、2022年2万1881人(前年比874人増)でした。青少年の自殺率は深刻で過去最多、世界ワースト1位です。男性は13年ぶりの増加、女性は3年連続増加で、無職が約54%半数以上を占めます。女性の自殺率も世界ワースト3位です。

今、日本の人々が変わる必要は、学びだけでなく、自信と、繋がる行動です。「環境問題に関心がある」と、殆どの日本人は答えますが、温暖化ガス排出量は世界第5位です。アンケート(出典:Ipsos)「人間は『気候変動』対応に寄与できるか」に、世界の回答者平均77%はイエスと答えたのに対し、日本の回答者はノーが5割、わからないが3割で、計8割が寄与できない現実です。日本の人々は、世界貧困地帯の人々に、気候変動の皺寄せ被害が大きく行く視座や、未来世代に責任を持つ社会的行動のヴィジョン、その自信が無いと言えます。

12年前、LEPIAは設立時、海野和三郎初代理事長(東大名誉教授)は、「本質は、命・地球・平和の未来を守るか、破壊するかです。」と声明を出し、問いかけました。

命を尊ぶ在り方は、多種多様な命のありのままの存在、基本的価値を重んじて活かしていく共助・協働のシステムであり、人類を発展させる開放系です。自己中心に、自分の考えを主張し、相手を否定する分断は、命の基本的価値の否定、閉鎖系です。それは、優劣・差別・競争・憎悪・暴力・殺人、戦争へ進む在り方で、相手・他者を傷つけ、命や人類の破壊行為にまで至ります。多種多様な 命の基本的価値、個性をを尊ぶ共助・協働こそが、人類破壊の認識を変え、命の有機的連続性を喜ぶ真の人類文明に向かいます。

地球に感謝する在り方は、人類に喫緊に迫る重要課題です。 地球の太陽エネルギー吸収と宇宙空間への熱放射のバランスは崩れ始め、気温や気候は、高熱を発し、非常に不安定になっています。台風・洪水・土砂災害・山火事等は頻繁に起こり、被害と死者は甚大です。エネルギー濫用、資源収奪を止め、地球機能回復への努力は、次世代の未来を守る事です。人類として個人として、農業含め自然環境、社会へ、使命に目覚め、今から行動する事です。

平和を愛するあり方は、紛争・戦争は、自然に起こるものでなく、権力を持った人間が命令し、多くの人々が集団主義思考(時に狂信的)意識に強く左右され、選択を誤まって起こります。正しい情報をオープンにする事が、平和に必然の課題です。今、マスメディアや国は、その機能を果たしていますか。「思想信条・言論・報道・表現の自由」が平和の生命線であり、一方通行の情報が 戦争の流れを作ります。 排斥型の人は、考え方の異なる他人の意見を否定し、人格攻撃、無視しがちです。自他の異なる立場や意見をどう調整するか、その努力が平和の根源です。集団の大勢に埋没する人は、 自分の人格をストップする事です。「一人の人格を否定する者が、世界平和を破壊するに等しく、一人の人格を尊重する者が、世界平和に貢献するに等しい。(タルムードより抜粋)」

◆2)LEPIA10月の予定

10/15(日)囲碁クラブ12時半〜 荘子読書会13時半〜  天文クラブ15時〜 米山忠興 東洋大名誉教授  会場:中野区鷺ノ宮鷺ノ宮3-37-15 鷺ノ宮駅北口6分 鷺ノ宮4丁目バス停2分        次回は11月12日(日)第2日曜に変更です。

10/21(土)12時半〜軽食付「中国の政治をどう評価するか 第1回中国の民族問題」大西広 慶大名誉教授   いたばし倫理法人会モーニング会場 板橋区高島平1-83-1 西台NCビル5階 

10/29(日)13時半〜憲法カフェ「日中国交正常化した先人の尽力と日中間基本文書に見る台湾問題」内田雅敏弁護士   会場:ニューハイツ湯島6階603号文京区湯島3-20-9千代田線湯島駅5番5分 

◆3)  今号のニュース

①イスラム組織ハマスからの攻撃とイスラエル最大の報復措置として大規模空爆NHKガザ事務所から「地区に安全なシェルターはない。シェルターとされている学校も病院も無差別攻撃を受けている。いつ頭の上に爆弾が落ちてくるか解らない。」 「イスラエル、ハマスに言いたいことは?」の質問に答えて、「できればその質問は答えたくない。公平でいられる自信が無い。ただ言えるのは、70年続 いているパレスチナ人への攻撃、虐殺に対して世界は関心を払ってこなかった。それがイスラエル人が犠牲になった瞬間、関心を持った。イスラエルは、病院や民間の建物が破壊し、多くの市民を殺害し続けている。日本、国際社会は、ガザで何が起きているか、正確に知り、戦争を止めるためのあらゆる方策をとってほしい」

直近の7月3日に、イスラエルは、パレスチナ西岸地区で過去20年間で最大規模の軍事作戦を実施(https://www.youtube.com/watch?v=yVrvdVZbVGU)パレスチナ・アッバス議長は、国際社会にパレスチナ人の保護とイスラエルへの制裁を要望する一方、バイデン政権は「イスラエルの安全保障と自衛権を支持する」と発表。
パレスチナ支援に携わる日本の4つのNGO「国境なき子ども達」「日本国際ボランティアセンター」「パルシック」「ピースウインズジャパン」が連名で、外務省に要請文を提出。
「一刻も速い停戦の外交努力と、パレスチナガザ地区の水・電気・食料・医療などの供給完全停止をやめさせ、緊急に人道回路の設置、人道支援の開始、人道的停戦に向けての行動開始を要請。
10月9日米英仏独伊の欧米5カ国首脳は「イスラエルへの揺るぎない結束した支援」の共同声明を公表

②「7月24日イスラエル・ネタニヤフ首相連立政権は政治家の議決の妥当性を最高裁判所が審議する権限を阻止する「基本法(憲法に相当)改正」案を与党多数で可決。事前に野党が提案した留保案は全て否決、反対野党は退席。首相は「選挙で選ばれた政府が、国民の大多数の意思に従って政策を導くことができるように、合理的改正案を可決した」と主張。その日、市民数千人がイスラエル全土で終日抗議行動したが、強行的に解散させられた。イスラエル医師会は、ゼネストを7月25日に実施した。」タイムズ・オブ・イスラエル 

さらに市民のデモは、三権分立破壊であると、市民10万人に膨れ上がっている。発端は、ネタニヤフ首相新政権の閣僚に脱税有罪判決、罷免が出されたから。憲法に相当する基本法に、「有罪判決から7年間は閣僚にできない」と有り、一旦罷免された閣僚を、ネタニヤフ首相は、「執行猶予付きの閣僚の任命は認められる」と国会で「基本法(憲法に相当)改正」案を与党多数で可決したことから、抗議が拡大してきている。

史上最も右寄りのネタニヤフ政権強行の「司法制度改革改正」は、国外移住を検討する人が3割との世論調査まで出ており、史上最も右寄りのネタニヤフ政権が強行する「司法制度改正」は、国外移住を検討する人が3割という世論調査まで出た。ハイテク企業・強大な軍事力・強権国家は、今や民主主義破壊と国民の分断に陥っている。

③処理水(政府筋)汚染水(批判筋)放水 国内外で賛否が分かれるが、真の 行き詰まりは・・・     

「<Q&A>なぜ原発の処理水を海に放出するの?いつになったら終わるの?」東京デジタル新聞https://www.tokyo-np.co.jp/article/272365 クリックで記事が読めます 

「処理水放出、反対意見に触れず「副読本」の問題点は 識者に聞く」朝日デジタル新聞https://digital.asahi.com/articles/ASR9F77DPR95UGTB008.html クリックで記事が読めます 

「日本のメディアは腐っている!」海洋放出の真の理由 小出裕章さんが熱弁 Yahoo!ニュース  https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/415a0abe71ecf7c1de72e1476178be680e36fde1   リックで、記事が読めます 

問題の焦点を2点挙げると、1点は、福島の漁業や商業・観光業、健康不安の影響の出る福島県民、前例のない30年事業の費用負担と健康不安に関わる日本国民、中国はじめ近隣諸国民に対し、十分理解されないまま、一方的結論ありきの放水であったこと。特に2015年に政府と東電は、「関係者の理解なしに、いかなる処分も行わない」との約束を反故にしてしまったことが挙げられる。7月に福島大学元学長らが呼びかけた「福島円卓会議」は、「汚染水を抜本的に減らす対策を立てるべき」と、警鐘を鳴らした。小出裕章氏は他に方法はあると述べているが、以下の表に廃炉予定の2050年まで30年間かかると言われる事故処理費用を、日本経済センターが試算を出している。海洋放水の方が費用がかからない点も見逃せない。

2点目は、問題になっている福島第一原発処理水の放射性物質トリチウムは、完全に除去する方法が無く、実際、国内外の原子力施設で発生しており、既に今まで放水してきている。とりわけ、使用済み核燃料からプルトニウムとウランを取り出す再処理施設では、燃料を細かく切断する際に、大量のトリチウムが出る。フランスの再処理施設ラ・アーグでは、大気中と海洋に放出し、1京ベクレルと非常に多い。またイギリスのセラフィールドの再処理工場近辺の小児白血病増加の報告もある。世界は、核のゴミを放出せざるを得ないという現実を直視し、核エネルギーが真に人類にとって有益か、問い直す必要がある。

日本原燃が建設中の青森六ヶ所再処理工場の年間目標値は、9700兆ベクレルとしている。原発の使用済み核燃料を再処理し、ウランとプルトニウムを取り出し、MOX燃料とし、再び原発に戻し、残りは核のゴミとして海に放水する計画だが、もし、今回、トリチウムの問題で海洋に放出できないとなると、日本の六ヶ所再処理工場の放水も、これからできない事になり、世界も、原発の使用済み核燃料の処理が問題となり、放水している原発を明らかにしなければならない。原発そのものの稼働も許されないことに繋がる。

高速増殖炉もんじゅも、税金1兆円を投入しても、結局コントロールが難しく、火災事故を起こし、危険状態に陥った。、停止しても一日5500万円の維持費がかかり、結局廃炉となったが、その費用は、3兆3000円億円とNHKが報じた。

六ヶ所再処理工場は、1997年完成予定が、トラブルが相次ぎ、いまだに完成延期を26回も繰り返す有様である。使用済み核燃料の最終処分の目処が立たないままであるから、延期を繰り返しているのだろうか。今、再六ヶ所にある使用済み核燃料は、行き場がなく、保管の費用も国民に重くかかってくる。            

原発再稼働の使用済み核燃料の中間貯蔵施設(高レベル放射性廃棄物の仮置き場)建設地を巡って紛糾しているのは、山口県上関町、長崎県対馬市である。調査容認する段階から交付金1億4000万円(原発マネー)が、毎年与えられる。

市民は、エネルギー政策と使われる費用を考え、また健康の心配や外交悪化の要因までなる原発エネルギー推進を容認するのか、政府の再稼働政策に対して、声を上げる時ではないだろうか。

④日本女性のジェンダーギャップ(男女平等格差)達成度2022年度世界146カ国中125位最低レベル。日本女性の自殺率が3年連続増大、世界ワースト3位。ェンダー」とは、先天的・身体的・ 生物学的に個体が持つ性別に対し「社 会的・文化的に形成された性別」のこと。 男性ないし女性にとってふさわしいと考え られている役割・思考・行動・表象全般を 指す。 「ジェンダーギャップ」とは、男女の 違いにより生じる格差のこと。

ジェンダーギャップ指数とは、WEF(世界経済フォーラム)が毎年公表しているもので、雇用・経済的自立、経営者・議員の占める割合、暴力への対応、教育水準、健康寿命などから算出される男女格差 を示す指標。日本の順位は3年前 114位、2年前116 位、昨年125位と男女格差・不平等は改善が進まず、深刻化が増している。(男女平等1位アイスランド2位ノルウエー3位フィンランド4位スウエーデン5位)                                                                                                                                                                 日本は、女性のあらゆる差別を受けない権利と平等の権利を保障する女性差別撤廃条約は批准した。2000年、女性差別撤廃条約の実効性を強化の為、個人通報制度と調査制度を認める国連決議が採択されたが、189カ国中114カ国が批准する中、日本は、まだ批准していない。

東京新聞一面に、女性差別が日本で解消されない要因を明確に述べているニュースキャスター安藤優子氏の記事があった。自身の博士論文を基に「自民党の女性認識イエ中心主義」明石書店から出版。「女性の生き辛さ」の背景に、戦後長く政権を担ってきた自民党の政治思考があると指摘。社会保障費を抑え「家庭内安全保障」「伝統的家庭像」「自助」の名の下に、個人をないがしろにしている現実を指摘。女性に保障されるべき人権問題が「社会や家族が壊れる」「個人のわがまま」と指摘。「女性の生き辛さを政治問題を棚上げし、当事者側の問題だというすり替えがあり、許されない」と断じている。

4)2023/7/23 宇都宮健児弁護士憲法カフェ                                                                         テーマ「入管難民法改正と外国人の人権」当日資料・参加者ご感想

宇都宮健児弁護士講話は、後日LEPIAラジオ(Youtube)で放送します。

当日資料 SSI¥2023.7.23????? 法改正と外国人の人権」クリックで読めます。

5)映画の紹介「明日の少女」チャン・ヨンギュ監督                      

ダンスの好きな明るい女子高校生ソヒは、卒業を前に、学校から紹介された大手通信社の下請け会社で、実習生として働き始める。しかし、そこは成果第一主義で、契約の賃金も削られ、実習生を使い捨てにする職場であった。高いノルマをやりきれず、苦しむソヒ。彼女をかばったチーム長が自殺する。一層傷ついたソヒは、逃げ場を見出せないまま、貯水地に身を沈める。担当した刑事は、チーム長の不当労働行為を告発する遺書を読み、若者達の劣悪な労働環境、学校や行政の放置や怠慢、非正規や失業の不安の中に生きる若者の絶望を知る。若いソヒのかけがえのない命と歪んだ経済社会。本来守られるべき子どもや若者が未来を奪われ、搾取される現実。実際に韓国であった高校生自死の実話から制作。韓国も日本と並び、若者の自殺が多い国です。国際的に多くの賞を受けた作品です。 

神奈川横浜ジャック&ベティにて上映

10月14日(土)〜10月20日(金) 11:50〜14:15
18:05〜20:30
10月21日(土)〜10月27日(金) 18:10〜20:30

6)LEPIAご紹介・ご寄付・賛助会員ご入会のお願い

[LEPIAの歴史]

2011年3、11東日本大震災による原子力発電所爆発に、太陽集光熱・自然エネルギー研究会として重く責任を感じ、救援活動を開始すべく翌日に定款を作成・提出。4月一般社団法人認可、命・地球・平和産業協会Life,Earth & PeaceIndustryAssociation =LEPIAを設立。代表の海野和三郎東大名誉教授は、理事長として以下の声明と方針を出しました。

本質は、命・地球・平和の未来を守るか、破壊するかです海・森・生き物・太陽・水の豊かな地球は、つながる命の感動を創ってきました。それを現代人が破壊するのは許されません。」

子供たちに未来を心配させる大人の自己中心的経済産業構造を止める             

人類救済と進化への学習・研究・応用を共有する                    

命・地球・平和を守り、希望に満ちた未来を構築する自信を育てる            

誰もが固有の能力と使命を自覚し、行動していく場を作る 

複数企業から一般社団法人 命・地球・平和産業協会)賛同・ご支援を頂き、被災者救援活動並びに学習研究活動を開始。自然エネルギー・環境問題、平和問題シンポジウムの他、サークル活動等々10年間活動を続けましたが、コロナ禍により活動停止に至りました。                  その時「今までの無料の憲法学習や自然環境保護の学習会を続けてほしい。毎月200円なら出せます」と、生活保護の方々から賛助会費の御提言を頂き、それを励みに再建をスタートさせました

2021年4月、新たに、市民の賛助会員制度とボランティアサポーター、運営責任を持つコア運営委員会を以て、命・地球・平和共助・協働ネットワーク( Life, Earth & Peace Innovation Activity = LEPIA )を再建し、現在2年半ですLEPIAは、「命を尊び、地球に感謝し、平和を愛する」理念を受け継いで活動しています。

基本的人権を学び、主権者の力量を高める「憲法カフェ」隣国から平和外交を願った「西郷隆盛・征韓論の嘘と真実」中国文化を楽しむ「囲碁クラブ」世俗の虚妄から無為自然の「荘子読書会」インクルーシブな宇宙法則の「天文クラブ」等々定例イベントから再開しました。             

LEPIAメディアニュース、LEPIA ラジオ・TVHPFacebookも継続し、情報や広報を実施。賛助会員、ボランティアサポーター・コア運営委員の賛助会費と献身的な活動に支えられながら、協議運営と共に、交流や誕生会なども楽しんでいます

202110月、LEPIA理念の市民共育と、活躍するリーダー輩出めざし、LEPIA文化アカデミア創立。以下の精神的土台・活動指標を掲げ、共育と事業活動として展開しています。             

精神的土台1)自由 2)平等 3)友愛敬愛 4)対話 5)謙虚 6)寛容          活動指標 ) 自己再生・自信・リーダー精神2)子ども・若者・全世代の繋がり3)多様性・民族・自治の尊重 4)効率より共助・協働 5)世界平和・人類の幸福に貢献 

2022年7月自由論議ML(対話・共助・協働MLへ移行)を開設。双方向性の論議や、知識の深まり、実践的情報交換、LEPIAの精神的土台と活動指標を提示して、専門的知識や意見、文化の紹介、歴史の振り返り等LEPIAの方針形成に寄与頂きました。ただ、現代の日本や世界は、「命・地球・平和」の現実問題が山積するばかりで、問題解決に向かう大小の実践報告や、未来世代を見通した本質的視点を摂取することが切実に求められています

LEPIA役員・識者の論議重視の「自由論議ML」から、賛助会員全てにご参加頂き、多様性、独自性、柔軟性の集合知創出と実践報告や繋がりをめざして参ります。「対話と共助・協働ML」へ名称変更し、趣旨と規定を会員に明示します。

[LEPIA理念の現実創造と財政基盤賛助会員へのお願い・特典]

LEPIAは、人類の願いに通じる「命を尊び、地球に感謝し、平和を愛し、人類すべての幸福創出に寄与する」理念を掲げ、「未知の知見」共有と「新しいコミュニティ文化の喜び」を学び、実践の枠を広げていきます

LEPIA 文化アカデミアから、集合知とリーダーに向かう自信と学び、温かい繋がりと対話の文化、日本と世界の視座で、LEPIAは活動して参ります。志ある人々全てに学びと実践の喜びの門を開きます。学生や経済的に大変な方には、賛助会員のご支援で、参加の無料・自由カンパ制度もあります。ご遠慮なくお問い合わせ下さい。

1ヶ月200円から3000円までの一定額を財政支援として、感謝し頂いています。支援頂けます方には、入会基金1000円と、毎月2ヶ月分~1年分一括で、以下の様に金額を選択頂き、賛助会員に是非とも、ご入会下さいますように、お願いを申し上げます。

1ヶ月200  1年分一括2400  1ヶ月250  1年分一括3000円 半年毎に1,500円等自由選択   

1ヶ月500円 半年分3000円 1年分一括6000円 自由選択

1ヶ月1000円 半年分6000円 1年分一括12000 自由選択 1ヶ月2000円・1ヶ月3000円会費もあり(任意) 

巣鴨信用金庫光が丘支店普通預金 口座番号 3166963 LEPIA代表渡辺和子へお振込みか、直接にご入金をよろしくお願い申し上げます。 任意の自由カンパも1円から大切に賜ります。

賛助会員には年1回コア運営委員会・サポーター協議・決議の総会における会計・活動報告をお届けします。季節に応じた交流会を再開します。お花見、総会後の懇親会、暑気払い、新年会、説明交流会、自由茶論など企画中です。

◎賛助会員には、関心、得意分野・能力発揮等のアンケート(任意)を、ご希望に沿う充実したLEPIA活動のため、個性発揮・企画運営をご一緒する目的で、お願いしています。その他の目的使用は一 切ありません。

サポーターは、半年以上LEPIAイベントに参加頂き、ご理解頂いて、ご希望の担当を御相談の上、お願いします。サポーター協議会を随時開催し、企画運営をご検討頂きます。コア

◎ささやかですが、お誕生日プレゼントがあります。直接ご参加される方には、楽しいミニイベントを催し、親睦を図ります。その月にご参加できない賛助会員には、細やかですがプレゼントをお届けします。

◎入会1年以降、毎年入会された月に、賛助御礼としてイベント1回分ご友人ご招待チケットをプレゼントします。ご家族ご友人とご一緒に、イベントをお楽しみください。

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コア運営委員会・サポーター協議会代表 ビタミン和子 こと 渡辺和子

東京都文京区湯島3−20−9ニューハイツ湯島6階

 

 

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